ポーランドのワーホリビザを申請するには、ビザの申請時点で「滞在全期間をカバーする海外旅行保険」が必須。私の場合は日本までの飛行機代が高いので、頑張って1年間は帰国しない予定。なので1年間継続した保険が必要なことに。
海外旅行保険について、ポーランド(シェンゲン地域)指定の保険商品リストから選ぶ必要があります。もちろん日本の会社の保険もリストにありますが、1年間、海外旅行保険で日本の保険会社から入るととてもお高くて、数十万〜かかります。
日本語サポート、日本語の契約書、日本語の加入画面で加入できるので、安心に越したことはありませんが、、、 私には高額すぎて😭
詳しくは、下記の記事で書いていますが、いろいろ考えた末に海外商品で探すことに。
安さと知名度で AXA Schengen Insurance を選んだのですが……最初に契約したプラン(=ワーホリビザの申請時に提出したもの)を間違えていたことに気づきました。

幸いなことに、ワーホリのビザは無事に出してもらえていたたし、出発前にプランの誤りに気づけたので、なんとか修正が効きました。
結果として 保険会社と何度もメールをやり取りして、別プランに入り直す というドタバタに。
この記事では、私の失敗談と、契約変更に至った手続きの流れをシェアします。

ブログのために加入した保険を振り返っていなかったら、気づかずに渡航日を迎えていたかも、、、
最初に契約したのは「Annual Multi-trip」だった
最初、ビザの申請時に、 「AXA Schengen Insurance(Annual Multi Trip)(年間契約)」 を契約しました。
- 年間 €349.9 (当時は327.99€で20€の値上げされてますが以前としてリーズナブル)
- 一見「長期滞在に安心そう」に見えた
- 同サイト内で、他の保険の上限日数は180日だったから、必然的に「Annual Multi Trip」が最適と思ってしまった
でも実はこれ、90日ごとに日本へ帰国をしないと保険が無効になるという落とし穴が…。

「ずっとポーランドに滞在する」もしくは「1年間帰国する予定がない」という、ワーホリでは全然使えないプランでした。
実は購入前に、ダブルチェックも兼ねて。この保険のことを日本語で解説してくださっているブログ記事の確認もしていたんですよね〜。
その方は、2つの保険を紹介されてましたが、実際に加入したのはもっと安かった別の保険だそうです。記事には90日間ルールのことが抜け落ちていてたので、その方もこの落とし穴にはまってるみたい。(もしくは規約が変更されたか?)よく読めば気づけたものの、この90日滞在ルールの見落としは「あるあるミス」なのかも。
まあ、慣れない英語の保険文章の落とし穴に、まんまとハマってしまったのです。悔しい。
AXAに問い合わせ → 解約は原則できない
慌ててAXAのカスタマーサポートにメールすると、最初の返事はこんな感じ👇
- 14日以内のキャンセル or ビザ拒否なら返金OK
- それ以外は基本的にキャンセル不可
- 保険期間が既に開始している場合は返金不可
つまり 通常は返金できない ということ。
正直、この時点で「やっちゃったかも…」と泣きそうに。
90日間の保険のために、5万を払ったのか、、、と。でも、私は諦めずに、ChatGPTの手も借りながら、どうにかできないか??とカスタマーサポートにさらに相談と質問を進めていく。

AXAからの救済案「新しいプランに入り直せば返金可能」
その後さらに相談したところ、AXAから以下の提案がありました。
新しい契約(同等または上位プラン)に入り直して、契約番号を知らせてくれれば、最初の契約をキャンセル&返金します。
つまり「渡航前に別プランを再購入 → 古い契約をキャンセル」という形ならOK。

よかった〜〜〜〜〜
この回答をもらうまでに、結構メールの往復しました。
選び直したのは「AXA Schengen Insurance Basic(180日間)」
AXAのサイトには Single Trip(最大180日まで有効) というプランがあります。180日間の契約期間の保険は、下記の3種類販売があり。
- Basic:最低限のカバー
- Essential:より手厚いカバー
- Premium :最大にカバー
私はまず安い Basic を選ぶことにしました。
渡航前なら Essentialにアップグレード切り替えも可能 だそうで、直前まで様子を見ながら調整ができそうです。
180日以降はどうするの?
AXAのSingle Tripは最長で180日(6か月)しか加入ができません。1年滞在予定のワーホリでは、途中で切れてしまいます。
そのため、私は 最初の半年はAXA Basic→ 現地で新しい保険を契約 という流れでできないかを考えています。
クレジットカード付帯保険は90日しか効かないので、こちらは使えません。
ですが、入国までに、1年分の保険を用意しておかないと、イミグレで問題になるのかな??という心配な点あり。
この途中切り替え方法でうまく行くのか、不安が残ります。現時点でAXAカスタマーサポートの方から、1年滞在する予定なのに180日分を購入するのはOKかNGかの点について指摘がないけど、契約書を読んだ限りこの規定がよくわからないまま曖昧。
この問題、出発までに、もう少し検討する必要がありそうで。実際どうなったかも続報記事で書いていきたいと思います。

黙ってお金出して日本の海外旅行保険を買えば一発合格なんだけど、財布の状況的にそうもいかない。。
とりあえず損失額は当初の約¥55,000→約¥35,000に抑えられそう!
今回、「AXA Schengen Insurance Basic(180日間)」に新たに加入をすることで、最初に加入した「AXA Schengen Insurance(Annual Multi Trip)(1年間)」をキャンセル・返金してくれるとメールで言ってもらっている。
ということは、万が一、新たに加入する、「AXA Schengen Insurance Basic(180日間)」が使えない!!となって、新たに別の保険会社で加入する結末になったとしても、当初支払った1年間契約よりも、損失金額を抑えることができそうだ。
期間 | 金額 | ||
最初に加入した保険 | Annual Multi Trip | 1年間 | €327.99(=¥54,921) |
加入し直した保険 | Basic | 180日間 | €198.9 (=¥34,670) |
差額:¥20,251 |
※加入し直した保険 「AXA Schengen Insurance Basic(180日間)」は、荷物の補償オプション9.91 EURをつけています。
差額:¥20,251分、自分のミスによる損失を少なくできたと前向きに考える。
おそらく返金時に、為替の変動影響を受けたり、振込手数料等の手数料が引かれた状態で返金されるかもしれません。支払った金額がそのままマルっと帰ってくるとは考えにくいが、最悪のケースは免れたということで解決した。

新たに保険に加入して、返金をしてもらった流れ
海外の保険会社だし、返金までかなり待たされることを予想しましたが、超スピーディでした!
もしベルギーにオフィスがあるなら、時差は日本と比べてマイナス7時間。日本の夕方ごろに、向こうが朝で仕事始めてるって感じで、私の動いた時間がちょうどよかったのかもしれません。しかも平日だったからかな。
⏰日本時間15時ごろ
新たにBasic(180日間)の保険を購入。早速、カスタマーサポート宛に”新しい保険に加入したから、間違った最初の保険の分は返金してね。「Beneficiary nº」は⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎です。” という依頼メールを送った。
↓ ↓ ↓
⏰日本時間16時ごろ
なんと、返金依頼のメール送信から、1時間ちょいくらいで、”AXAから”キャンセル依頼承りました!10日以内に支払われた方法で返金します。”という内容のメール返信と、自動配信メール的なものが届いた!

早い!!
まもなくして保険料の支払いに使用した、Revolutのアプリにも「返金処理開始」の通知が!思ったより早くてビックリ!


返金の処理状況、めちゃわかりやすい!!
海外旅行用にメインで使用しているRevolutのデビットカード。アプリ使いやすく両替金額も即時わかるから重宝していましたが、このような返金の時もすぐに通知が来てわかりやすい!
しかも、手数料とか引かれずに、マルっと返金してもらえるらしい!!受け取り次第報告をしたいと思う。
自分のミスによる損失額−¥20,251小さくできた!
今回の学びとチェックポイント
- AXAの 「Schengen Insurance(Annual Multi Trip)」は90日の滞在制限あり。長期滞在に不向き。→しかし1年間のワーホリビザ申請には問題がなかった
- だからといって加入し直すことになる、Single Trip(Basic/Essential) は180日間しか保険が効かない。最初からこっちを買ってると、1年間のビザは出してもらえない。
- 契約の切り替えや返金は、必ず保険の開始前に行うこと。
- 180日以降は別の保険が必要になるため、対応策が必要
しかしビザの申請には利用できたから結果オーライ?
別記事にポーランドのビザの申請レポートをしましたが、「AXA Schengen Insurance(Annual Multi Trip)」で問題なく1年間のビザを発給してもらうことができている。
ただし、蓋を開けてみると、保険の有効期間は90日間しかなく、延長のためには再度日本へ帰国してまた戻る必要があるという非現実的な条件。
ビザの申請には使えるけど、実際は90日後以降から無保険になってしまいますので、この保険は実際使用できないという結果になります。

とりあえず、書類を揃えて申請するには使える??
上記で述べましたが、「AXA Schengen Insurance(Annual Multi Trip)」は2週間のクーリングオフ期間があります。購入から2週間は理由問われず、解約・返金が可能。
どうしてもビザの申請で、大使館を予約している日に間に合わせて1年間の保険加入証明書を用意しなければならないけど、どれに入るか決めきれていない、、、というときに一時的に加入して、ビザの発給が2週間以内、多分もっと早く発給されると思うので、発給され次第保険の解約する。、といったグレーな使い方が、仕組み的に可能かもしれません。
しかしこれはグレーな使い方と思います。
もしかして、新たに契約した180日間のビザも2週間のクーリングオフ期間が適用されるのかな、、、。それなら一旦解約して、1年間継続で入れる保険を探し直したいけど、、、

とりあえず、返金されるものを待ってから動こう。
まとめ
今回の件で、海外保険は「安いから」「有名だから」で決めてはいけない、英語の契約書を隅々まで翻訳アプリを使って読み込むことは面倒でも必要!と、痛感しました。
しかしながら、ビザの申請時に滞在予定期間を全てカバーする契約が必要でしたので、最初から180日間の保険を選んでいると、180日間分しかビザの発給がされなかったと思います。
実際に、大使館窓口でも、ビザの終了日は保険の加入期間と合致するよう調整がありました。
AXA自体は対応が丁寧で、間違った契約も柔軟にサポートしてくれましたが、自分で規約をしっかり読むことが大事です。ただし、ここまで来るのに、何度かメールやり取り➕ヨーロッパの時差もあり約2日間を要しました。
時差を考慮すると、返信は早い方でした。
ポーランドワーホリの、海外旅行保険問題、今後もまたブログでシェアする予定です!
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