【搭乗レビュー】吉祥航空(JUNEYAO AIR )｜聞いたこともなかった格安中華エアラインでバンコクから関空まで帰国してみた

2025年11月に、タイのバンコクから大阪の関西国際空港へ帰国するフライトを探しているときに最安値で見つけた、謎の中華系エアライン「吉祥航空(JUNEYAO AIR )」。

吉祥航空は、日本語で”きっしょう航空”と読みますが、英語表記だと”JUNEYAO AIR”。

タイのバンコクの新しい方の空港「スワンナプーム国際空港」から、上海経由で関西国際空港までの片道18,810円とお手頃でした。

聞いたことのない中華系エアラインで、航空券が一番安かったのだけど、LCCではなくフルサービスの航空会社で、預け荷物はもちろん機内食サービスもついています。

初めて利用した、「吉祥航空(JUNEYAO AIR )」。安いから遅延が多いのかな〜とか、急に欠航になったらどうしよう？！！とか、サービスが悪いのか？と心配をしていましたが、個人的にお気にいりのエアラインのひとつになるくらい満足しました！

それでは、「吉祥航空(JUNEYAO AIR )」の搭乗レビュー、はじめま〜す！

なんで「吉祥航空(JUNEYAO AIR )」にしたか？

タイのバンコクからの帰国便で、ちょうど探していた日程で最安値が出てきた「吉祥航空(JUNEYAO AIR )」。

最安値だけど、LCCではなくフルサービスの航空会社なのです。しかも、スターアライアンスの接続パートナーであるため、ANAのマイルも貯まります！

預け荷物枠について、一応バックパッカースタイルで、タイを北から南に縦断していた私ですが、バックパックの重さが機内持ち込みするにはちょっとだけオーバーしそうだったし、往路便ではエアチャイナを利用したので預け荷物にしていたので結構荷物ぱつぱつできちゃった。できればLCCは避けたい。

そのため、預け荷物枠があるエアラインがよかったこと。

バンコクからは上海で乗り継ぎでしたが、上海では乗り継ぎ中に無料ツアーが開催されていることを知っていたので、あえて長時間乗り継ぎになる便を選びました。

この乗り継ぎの際に、大きな荷物は預けて身軽に動けたのもラクだった！

上海の無料乗り継ぎツアーレポは下記をご覧ください👇

航空券・予約の概要

今回利用した航空便の概要がこちら。

私はあまり飛行機の種類に詳しくないのですが、バンコク→上海の深夜便で長時間搭乗の機体よりも、上海→関空に短時間の機体の方が大型機だったのが残念な点。

座席がとても薄くてしょぼくて、寝心地悪かった、、。機材の使用を絶対逆にして欲しかった😂

航空会社	吉祥航空(JUNEYAO AIR )
経路	バンコク スワンナプーム国際空港（BKK）発↓
	中国 上海浦東国際空港（PVG)↓<乗り継ぎ>
	大阪　関西国際空港（KIX)着
旅程	✈️バンコク発→上海経由→関空行き BKK 01:50—4時間5分—>PVG 06:55 　エアバスA 319/320/321（中型機） 　<乗り継ぎ時間>10時間55分 PVG 17:50—2時間05分—>KIX 20:55 　ボーイング787−9（大型機） 所要時間：17時間05分
搭乗時期	2025年11月中旬 帰国
予約時期	2025年10月上旬
価格	片道 ¥18,810　(トリップドットコムで購入)
搭乗クラス	エコノミークラス

予約サイトはTrip.comを利用。アプリで予定管理が見やすくて、搭乗時の通知やらもしてくれて気に入っています。お値段もSkyscannerで最安値で出てくることが多い。多少の金額差であれば、ポイントも貯まるし使い慣れたTrip.comを選んでます。そのおかげで最近乗ったフライト履歴が溜まっていて振り返りもしやすくなった！

また、高額の飛行機予約をある程度Trip.comに集約するようにしていたら、会員ステータスが上がって、無料で空港ラウンジがつくようになり、今回バンコクでも無料でファーストクラス並の空港ラウンジを利用することができました！

＼Trip.comで航空券を探してみる？／

搭乗体験レビュー

さてここからは、写真付きで搭乗レポとしていきます！

バンコク市内から空港まで

バンコク スワンナプーム国際空港（BKK）を、日付が変わった後の深夜1:50発の便ということで、3時間前を目指して、バンコク市内を出発。

私はスワンナプーム国際空港利用の時は、バンコクのパヤータイ駅（Phaya Thai）から、エアポート・レール・リンク（ARL）を利用しています。最近、切符を買わずにクレジットカードのタッチ決済で乗車が可能になったということで早速利用してみました。

切符を買う窓口は並んでいたし、機械の方では唯一手元にあった500バーツでの支払いが不可とおいうことで助かりました！

タッチ決済、まだ浸透していないのか利用者は少数派でした。

パヤータイ駅（Phaya Thai）からスワンナプーム国際空港までの、運賃は45バーツ（217円）で大体30分くらいで到着しました。

深夜便搭乗前のシャワー

深夜便利用のことで、できればバンコクでの汗を流してから飛行機に乗りたいですよね。大気汚染も気になるし、できるだけ汚れは洗い流して出国したい。

今回宿泊していたホステルで出発前にシャワーを使わせてもらうことができました。

それに、Trip.comの特典で無料利用できた空港ラウンジにもシャワーがあったので、深夜便利用前のシャワーも心配不要な快適旅でした。→追って詳しくは記事にしますね！！

チェックイン・荷物について

チェックインについて

Trip.comで予約して、吉祥航空(JUNEYAO AIR )の公式サイトでオンラインチェックインができるかどうか試行してみましたが、できず。オンラインチェックインなしでカウンターに行くことに。

深夜1:50発の便で、3時間前だと10時50分ごろからチェックインが始まるかな〜って感じで見てた。

夜10時すぎに、ちょっと早めに空港についてプラプラ散策しながら、案内板を見てチェックインが始まっていないか待ちながら過ごす。

前後の便はチェックイン開始しているけど、吉祥航空(JUNEYAO AIR )だけ取り残されているのでは？と思うほどww

空港内散策も飽きたので、チェックイン開始と表示がされる前だけど、チェックインカウンターにぴったり出発時間の3時間前に行ってみた。

すると、すでに長蛇の列が、、、！！
チェックイン開始になっていないのに、もう並んでいるんだ！（ほとんどが中国の方みたい）搭乗時刻の3時間以上前からこんなに並んでいるなんて。先回りしていてすごいと思った。

オンラインチェックインの列と、普通のチェックインというように分かれていなかったから、みんなオンラインチェックインなしだったのかも。

座席指定だけは、確か吉祥航空(JUNEYAO AIR )の公式サイトからできてました。

並び始めてから、大体30〜40分弱でチェックイン→手荷物検査＆出国審査完了してました。

荷物について

荷物について、吉祥航空(JUNEYAO AIR )はエコノミークラスでも預け荷物2個が各23kgまでOK！と、許容が大きめ！

私は一応タイをバックパッカースタイルで回っていたので、大きいリュック一つだけ預け入れるので重量は超余裕でした。

機内持ち込み荷物は5kgでした。手荷物は重量チェックなしで行けました。見た目判断かな。

チェックインの列に並んでいる時に、前に並んでいた中国人の女の子が私の荷物の少なさを見て、自分の荷物１個を代理で預け荷物にしてくれないか？？と頼んできた。

これってちょっとあぶなくないか？？！（普通に POPMARTで買い物しすぎて荷物預けられなくなっただけみたいだけど😂）

まあ私の予約内容は、関空まで荷物がスルーバッゲージで行ってしまうので、乗り継ぎ地である上海での預け荷物受け取りNGなやつだから難なく断れたのですが。

チェックイン待ちの列の人に、聞き回って最終的には預け荷物にしてくれる人を見つけていた。中国人の助け合い精神？？感銘を受けた。

機内・シート・機内食の様子

機内は全体的に新しそうな印象。

機内も機内食のパッケージなんかも、パープルのイメージカラーで揃えられていて、なんだか可愛かった。音楽がジブリの千と千尋の神隠しの曲流れていた。

バンコク→上海のシート/搭乗時間 4時間5分（中型機）

• 個人モニターなし
• 充電設備なし
• ブランケットは頼めばあるのかな？搭乗後、速攻寝たから確認できずww

確か枕は置いてあったかな。
ラウンジ寄ってて、思いの外に搭乗ゲートが遠くて、ラストコールで搭乗間に合ったって感じだったので、必死すぎてあまり周りが見えてませんでした😰

もうこの便は朝の上海着に備えて寝るだけって感じです。

座席

寝るための便なのに、、、
とにかく座席が薄っぺらくて、深夜便で寝るにはしんどかった😭

なんでここで中型機なんだ〜〜。上海→大阪行きのたった2時間のフライトの方が大きい機体でラクだったのに、本気で寝る時間に乗るフライトのバンコク→上海の機体の座席の薄っぺらさは正直疲れました😓

まあ、搭乗後すぐに寝てて、機内食も一旦逃してたんだけどね😂　4時間のフライトだから全部寝ても睡眠時間足りないよねと、必死に寝てたww

機内食

目覚めてあったかいお茶が欲しくなって、CAさんにお願いしたら、機内食も届けてくれた心遣いはめちゃ嬉しかった！！

周りのみんなが機内食完食してて、ギリ回収される前だったからかな？目覚めて機内食逃した〜ってショックだったからもらえるのありがたかった〜

しかも！
全く期待をしていなかった機内食なのですが、、、　普通に美味しかった！！！

バンコクのラウンジで腹ごしらえをして搭乗してたから空腹じゃなかったので、完食できなかったのが残念なくらいです😳 牛肉の麺料理とは別で、箱に詰められていたのは、袋入りのナッツ・パン・牛乳・キムチみたいな漬物とカラトリー。

機内食は牛肉ののった麺料理一択だったみたい。なので選択の余地なく渡されるから配膳もスムーズ。

機内のカラーがパープル・ピンク系で可愛い🩷　早朝着だったので朝焼けが見れたけど、もう少し乗っていて睡眠とりたかった🤣

上海では乗り継ぎ時間が約11時間ありましたが、無料乗り継ぎツアーに参加するために敢えて長時間乗り継ぎの便を選びました。

上海→関空のシート/搭乗時間 2時間05分

• 個人モニターあり
• USB充電ポートあり
• ブランケットは頼めばあるのかな？

2時間の短いフライトなのに、枕も置いてありました。

座席

今回は、ボーイング787−9（大型機）で、しっかりした座席で、昨夜の中型機とは乗り心地が全然違う。2時間しか乗らないのは勿体無いと思うくらい🤣

昨夜のバンコク→上海の座席とは、厚みと安定感が全然違いました。

タッチパネル式のモニターついていて、画面もきれいでしたがなんせ2時間のフライトなのでぼ〜っとしてたらあっという間に着陸体制に入ってました。

イヤホンは備え付けらえていないので、必要な人向けに配布に回っていたような。逃しちゃったらCAさんにお願いしないとダメみたい。

機内食

機内食、中国発だからまたまた期待をしていなかったのだけど、美味しくて完食！今回も機内食の選択はなくて、ビーフ一択だったかな。味付けにたべるラー油の中国バージョン的なものがついてて、美味しかった。

今回も温かい食べ物と別で、箱が配られ、中にはジュース・ナッツ・クラッカー・味付け用食べるラー油ぽいもの・カラトリーが入っていました。

2時間の短い飛行時間でしたが、機内食も飲み物もちゃんと提供されてよかった。機内食の選択がないからか、配布もとてもスムーズでした。

上海乗り継ぎ

上海での乗り継ぎ時間、私は上海乗り継ぎ無料ツアーに参加していましたが、空港内の設備もちょこっと見てきたので、写真で紹介します。

上海浦東国際空港の、搭乗待機エリアには、日本の一風堂から、ハンバーガーのSHAKE SHACK、ブルーボトル・アラビカコーヒー、あとは中華料理のレストランがありました。

お腹が空いても何かしらたべるもの見つけられそうです。

一風堂はラーメン定食75CNY（約1700円〜）。ちょっとそそられましたが、もうすぐ帰国なので我慢。

SHAKE SHACKのバーガーは49CNY（約1000円）〜。

アラビカコーヒーもあり、おしゃれな空港内。

カプセルホテルを発券！夕方だったので、まだ誰も利用していなさそうでした。

吉祥航空(JUNEYAO AIR )こんな人におすすめ！

• コスパよくタイに行きたい人
• 預け荷物が多めのひと！
• 上海での乗り継ぎがあってもOKな人

今回はバンコク→関空に利用しましたが、他の路線もあるのかな？？

上海が拠点らしいので、上海乗り継ぎが多いのかな。上海、長時間乗り継ぎになっても観光に出たら面白そうだったから、次回も利用したいな〜☺️

まとめ

• 総合評価　⭐️⭐️⭐️⭐️⭐︎

今回利用させていただいた、「吉祥航空(JUNEYAO AIR )」。

名前も聞いたことがなかったので、本当に存在するのか？？と調べるところからスタートしましたが、普通によかったです！遅延もなく運行してくれたのも◎

中華系エアラインで比較すると、私が最近よく利用しているエアチャイナよりも好印象でした！！

一つだけ悪かったのは、タイ→上海の比較的長時間且つ睡眠メインのフライトの機体が中型機で、座席がしんどかったことですね。まあ、これは誰が決めているのか法則があるのか分かりませんが、仕方ない。

「吉祥航空(JUNEYAO AIR )」、また機会があれば積極的に選びたいくらいよかったです！オススメ！！