タイ最北端の街、チェンライ。ラオスとミャンマーの国境に接する。
そんなチェンライ(”チェンラーイ”と表記されることもある)へ、タイ6回目にして、初めて行ってみることにした。
チェンマイから、チェンライへのアクセスは、グリーンバスを利用。バスの移動時間は、大体3時間半くらい。
バスの予約や、乗ってみた体験については下記の記事に書きました。
⬇️チェンマイ↔︎チェンライ グリーンバスの予約方法
⬇️チェンマイ↔︎チェンライ グリーンバスの乗車レビュー
チェンライの観光スポットを自力で回るのはきつい
チェンライの観光スポットは、市内にまとまっているわけではありません。
インスタ映えで有名なホワイト寺・ブルー寺などの有名な寺院、茶畑、山岳民族の村、そして国境のゴールデントライアングルまで、それぞれがかなり離れた場所に点在しています。
自力で回ろうとすると、タクシー・バイクタクシー、レンタカーや長距離バイク移動が必要になり、1日で効率よく巡るのは正直かなり大変。

都会であれば、一人でもGrabバイクタクシーでコスパよく回ることも可能ですが、郊外となると行きは良くても帰りのバイクタクシーが居ないハプニングも考えられる。ローカルバスでの移動も可能だけど、本数が限られていたり終バス時間が夕方である事例あり。
自力でチェンライの観光をするのは、綿密にスケジュールを立てていかなければ無理と判断。というか、全部を1日で回るのは難易度高い😰
だからこそ、チェンライでは日帰りツアー参加が圧倒的におすすめです。
チェンライの街中・ホテルでツアー予約が可能
ホワイトテンプル・ゴールデントライアングル・首長族の村には行きたいとふんわり考えながらも、現地でやること考えればいいや〜と無計画に訪れたチェンライ。
チェンライの街中や、ホテル・ゲストハウスで「7PLACES GROUP TOUR」を見つけることになると思います。


日帰りツアーの内容は、1,200バーツで7つの観光地に連れて行ってくれる。
ほとんどのツアーは施設入場料が、現地払いで別途必要
街中・ネットで探してみましたが、ほとんどのツアー会社が同じ内容の「7PLACES GROUP TOUR」を開催していた。金額も数社見てみたけど、グループで1,200バーツ(バーツ高円安のこの頃のレートで約6,000円)が相場で、プライベートツアーだともっと高くなる。
「7PLACES GROUP TOUR」はツアー代金が1,200バーツで、7箇所へのツアー、ランチ、飲料水がつきますが、下記の表の通り各施設の入場料を別途現地で支払う必要があり、全施設に入場すると全部で1,730THBになります。(これにお土産・各自飲食代は実費)
| ツアー | 日帰りツアー代金 1,200THB |
| ① White Temple(白いお寺) | 入場料 100THB |
| ② Blue Temple(青いお寺) | 入場料 無料 |
| ③ Black House (黒い家) | 入場料 80THB |
| ④ Tea Plantation(茶園) | 入場料 無料(試飲あり・飲食は実費) |
| ⑤ Long Neck Village(首長族の村) | 入場料 300THB |
| ⑥ Opium Museum(アヘン博物館) | 入場料 50THB |
| ⑦ Golden Triangle(ゴールデントライアングル=国境) | 入場料 無料 |
| ツアー代金+入場料 計 | 1,730THB(=約8,530円) |
入場料が現地で別途かかるため、興味のない施設は入場せずに待機も可能らしいが、せっかくそこまで来ているので全制覇したいですよね。
自分が興味あるところが1箇所だけなら、計画立ててバスなどで往復もありですが、複数行きたい場所があると効率よく回るの難しそう。
施設入場料も全部コミコミのツアーを探す
一つ一つ現地で(多分ほとんどが現金払い)で入場料払うの面倒、、、と思った筆者は、全部の入場料込みのツアーを探してみた!!

タイではATM引き出し手数料が300バーツ(約1500円)もかかるので、持参した日本円をちびちび両替しながら、タイバーツ現金は大事に使っていた。日本円→タイバーツの両替レートが悪い時期の滞在だったので余計に現金利用と両替はシビアに過ごしてたの
そしたら、もっとお得なツアー見つけちゃった!!
入場料全部コミコミで楽なのに、見つけた中で最安値だし、大丈夫かな??と思ったけど、参加してみたら内容もツアーガイドさんもめっちゃ良くて最高だったのでシェアしちゃいます。
断然お得!私が参加したチェンライ日帰りツアー
チェンライ発、7つの観光スポットを巡る日帰りツアーで、各施設の入場料が全部コミコミのツアーを探していて見つけたプランを紹介します!
それは、「MOONG TOUR」という現地ツアー会社の、「Chiang Rai: 7 Wonders in One Day! (Tickets & Lunch Included) (日本語:チェンライ:1日で7つの不思議を体験!(チケットとランチ付き))」というツアー。※ツアー名称は掲載サイトによりバラつきあり
このツアーは、2025年10月末当時Agodaから予約しましたが、現在はなぜか「GET YOUR GUIDE」のサイトに統合された?!みたい。

私が参加した時は、GET YOUR GUIDEではなくAgodaから予約しましたが、特別割引が効いて¥8,194でした。👇

※私が予約した時は、同ツアーはAgodaに掲載されていましたが、現在はAgodaから予約できなくなっており、「GET YOUR GUIDE」というアクティビティ予約サイトから予約が可能。というよりも、Agodaのアクティビティ予約機能自体が「GET YOUR GUIDE」に移管された??Agoda HPの遊び・体験予約ボタンをクリックすると「GET YOUR GUIDE」に飛ばされました。なので下記で紹介するリンク先は「GET YOUR GUIDE」になります。
下記で、同ツアーを最安値で予約する方法を紹介しますが、ツアー会社に直接連絡を入れることになるので、難しい方は「GET YOUR GUIDE」からサクッと予約がおすすめです。
最安でツアー参加するなら、ツアー会社直接予約すべし
GET YOUR GUIDEから予約するのもいいですが、、
私もツアー参加後に気づきました、ツアー会社に直接予約した方が安い!!!
タイの現地ツアー会社「MOONG TOUR」の公式サイトから直接予約すると、同様のツアーが1,500バーツ(約7,400円)で、最初に紹介した街中・ゲストハウスから予約できるツアー代金+入場料 計1,730バーツ(=約8,530円)よりも1,000円ほどお安くなります。

Agodaに手数料分取られちゃったね、、
「MOONG TOUR」の公式サイトから、「7 Must-See Spots & Tickets, Lunch Included [Join]」というツアーを予約してください。下記はスクショしたものです👇

「→BOOK NOW(予約する)」を押すと、WhatsApp(連絡アプリ)に飛ばされ、そこからメッセージでやりとりすることになります。
WhatsAppのアカウントがない方は、Facebook Messengerからも連絡が可能でしたが、タイ旅行時にWhatsAppアプリをよく使うことになったので持っていると便利したよ。
ツアー会社に直接予約したい時に使える英文例
🇬🇧英語例文 (日付等を書き換えてコピペ利用でOK〜)
Hello,
I would like to book the “7 Must-See Spots & Tickets, Lunch Included” day tour in Chiang Rai.
Date:【参加希望日】
Number of people:【参加人数】
Hotel name & pickup location:【当日お迎えお願いするホテル名】
Could you please let me know the availability, total price, and payment method?
Thank you very much.
Best regards,
【あなたのお名前】
ーーーーーーーーーーーーーー
🇯🇵日本語訳
こんにちは。
チェンライの「7 Must-See Spots & Tickets, Lunch Included」ツアーを予約したいです。
・希望日
・人数
・ホテル名(またはピックアップ場所)
空き状況、合計金額、支払い方法を教えてください。
よろしくお願いします。
支払い方法については、すみません、Agodaから予約したため不明です。ツアー会社直接予約だとクレジットカード払いができない可能性あり、現金だけな可能性があります。
どうしても現金で払うのを控えたい方や、予約やり取りを代理店経由でラクに済ませてしまいたい方は、「GET YOUR GUIDE」等のアクティビティ予約サイトの利用が便利です。
MOONG TOUR、本当に大丈夫なのか?
海外で現地ツアー会社のツアーを予約するとき、その会社本当に存在するのか?詐欺ではないのか心配になる。
街中にツアーデスクがあったり、ゲストハウスやホテル経由で予約するなら、ある程度信頼度高くなるけど、完全オンラインでしか確認できないと心配大きくなります。
私の確認の仕方としては、ホームページの他に、予約サイトやGoogle MAPの口コミ、SNSでの配信状況を見るようにしています。
MOONG TOURは、チェンライ街中にツアーデスクがなくて、車で30分以上離れた山の中の小さな町??に住所がありました。これはちょっと心配だったけど、口コミ評価が少なめながらも高評価だったのに安心できた。
今度は、SNSの確認。
MOON TOURのFacebookページは更新が頻繁にされていて、ツアー参加者の写真が載っているので、こんな感じなのかという雰囲気の確認と、ツアー会社がきちんと存在していることがよく確認できました。
当時、Agodaでツアー参加の前日にギリギリ予約したわけですが、上記の確認とWhatsappで連絡が取れたことで安心して当日の朝を迎えました。
チェンライ 1日で7つの名所を巡るツアー 参加レポ
それでは、今回参加したMOONG TOURの「7 Must-See Spots & Tickets, Lunch Included」ツアーのレポをします。
ツアー名については、掲載している予約サイトにより表記にブレがあるみたい。なので、現時点でMOONG TOURの公式HPに記載されている名称の「7 Must-See Spots & Tickets, Lunch Included」ツアーと呼ぶことにする。
「GET YOUR GUIDE」上では、「Chiang Rai: 7 Wonders in One Day! (Tickets & Lunch Included) 」と表記されている。
ツアーの立ち寄りスポット 地図まとめ
「7 Must-See Spots & Tickets, Lunch Included」ツアーで立ち寄るスポットを地図にまとめました。行った順番も番号つけてます。
改めて見ると、観光地が点在していて、移動を自力でするのは難しそう。できるけど、移動手配しんどいぞこれは。
ツアーなら、移動は全部ガイドさんに任せて回れるし、解説もしてくれるし、カメラ係もしてくださったので思い出もバッチリ残すことができました。
私のツアーガイドのSunny(サニー)さんは、帰り際に車で通った遺跡の説明をしてくれたり、夕焼け空の田んぼに寄って、空にランタンを飛ばす体験をさせてくれたりサービスでツアーをさらに充実したものにしてくれました!!各観光地の知識も豊富で、ガイドさんいて良かった〜と思うことばかり。本当感謝!!

ツアー当日の流れ レポ
さてここからは、ツアー当日のレポをします!
- 8:00ホテルピックアップ
ホテルにお迎えに来てくれる。私が1番目のお迎えで、約束の8時前にはホテルに来てくれていた!
ミニバンで行くのかと思ったら、まさかの乗用車🚗ツアー参加者が3人でこじんまりしたツアースタート!
- 8:30
-9:30White Temple(ワット・ロンクン)白いお寺
チェンライ出身のアーティストがデザインした白いお寺。1997年に建設され、現在も工事が続いている。インスタで見たことある人多いのでは。
寺院はかなり細かいところまでデザインが凝っていて、見ていて飽きなかった。メインの白いお寺内部は撮影が禁止だが、アニメや映画のキャラクターが壁画に描かれていて見応えがある。

街中にいきなり現れて、想像と立地が違った。 
交通整理のコーンまでも癖が強い 
青空だったらもっとインスタ映えたんだろうな〜 この日はツアーから帰ったら大雨だったのですが、ツアー中はなんとか天気持ちこたえてくれた 
地獄!! 
こんな細かいところまでも装飾が 

画家のアーティストであるチャルムチャイ・コーシッピパットさん。この方、才能に溢れまくっている - 10
-10:40Blue Temple(ワット・ロンスアテン)青いお寺先に訪れた白いお寺を建築したチャルーンチャイ・コーシピパットさんのお弟子さんによって建築された青いお寺。
青いお寺は実際にお寺として使用されているので、お坊さんもいてはった。








こちらのお寺では、ガイドのサニーさんから、お祈りの方法教わったり、ろうそくに火をつけて水に浮かべたり、おみくじをさせてもらったり、タイのお寺の経験値が上がった。一人できたら絶対に近寄れないエリアだった。



ツアーで一緒になったのは、女性3人で自由時間も一緒に行動。全員ひとり旅で過ごしやすかった。
お寺の中で、ジュース飲んだり青いココナッツアイス食べたり😋このココナッツアイスは、ツアーで知り合ったフィリピンの子がネットで見つけて食べたい!!と思ってたらしい。色も可愛くて美味しかった。


ハーブジュース20バーツ(約100円)と、ブルーココナッツアイス45バーツ(約200円)。ブルーココナッツアイス、ぜひ試して欲しい美味しさ!
- 11
-11:50バーン・ダム・ミュージアム (ブラックハウス) 黒い家
視覚芸術(絵画)の人間国宝といわれているチェンライ出身の芸術家アチャーン・タワン・ダッチャニー(Ajarn Thawan Duchanee)の作品が展示されてているミュージアム。


すごい数の毛皮・ツノ・骨 敷地内に建物がたくさんあり、屋外展示もある。


イカつい家具 


ゾウの骨 
ガイドのサニーさんは、木や竹で工作が得意。凄いエンターティナーだった 自由見学時間にも休む間もなく私たちを楽しませようと工作してくれていた 女子3人大盛り上がり 
牛さんに餌やり ガイドのサニーさんが用意してくれた餌 引っ張る力強かった - 12
-12:40昼食昼食は、黒い家から徒歩数分のレストランでビュッフェでした。
オーガニック野菜使用のこだわりのある風なレストランで、正直ツアーに無料でついてるランチに期待はしていなかったのでけど、想像以上に良かった!


他のツアーの参加者もたくさんで賑わっていました。飲み物は自分で注文しないとダメかと思いきや、お水は無料でいただけました。
- 13
-13:50Long Neck Village(首長族の村)首長族=カレン族の村へ。
伝統的な装飾を身につける姿や生活の風景に触れることができるが、ほとんどがお土産屋さんという印象。





ガイドさんがいてくれたおかげで、首長族の方とお話できたり、どんな生活されているか覗くこともできたけど、ここに個人できてたらただのお土産やさんとしか思えなかったであろう。

ガイドのサニーさんが、お菓子を用意してくれてて子供達に配る交流ができた お菓子に気付き駆け寄ってくるキッズ達 
村のわんちゃんにもお菓子をあげるガイドのサニーさん 最初から最後までサニーさんの元を離れない子がいた 犬が多いけど人慣れしているから吠えられたりしない 
メインストリート?はお土産屋さん通りになっているけど、裏側はしっかり生活感あった ガイドさんの案内で少しだけ覗き見 
多分首長族の方で一番有名な方 この方をモデルにしたお土産もあるし、テレビか何かで見たことある気がする まっすぐこの方の元へ連れて行ってくれたガイドさん、村を知り尽くしている感凄いわ こちらの有名な首長族の方、お土産の販売をガツガツ押し売りされる風ではなくて、とっても穏やかでした。この方からカレン族のお土産を直で買えたのは嬉しい。(実はこの後行くアヘン美術館で同じマグネットがちょっと安く売られてたけど、購入元がカレン族っていうのは大きい)

首長族の方が、首に巻いているのはブラス製の首飾り。持ってみるとめちゃ重くてびっくりした。同じ素材で作ったというリングも自分用に購入。写真撮影は、ダミーの首飾りだから軽かったし、後ろがぱかっと開くよ。 - 14:20
-15:00Choui Fong Tea Plantation(チュイフォン茶園)広大な茶園へ。おしゃれなカフェとお土産さん併設。お手洗いも凄いおしゃれでした。

ガイドのサニーさんが手作りしてプレゼントしてくれた、竹のコップでお茶の試飲。竹のコップ、一つ一つデザインが違って可愛くて嬉しかった〜🎋いいお土産になりました。

開放感あるカフェで気持ち良い!! 私は、手前のChoi Fong Cheese cake120バーツ、アイス抹茶ラテ70バーツを注文。ツアー参加者3人で、チーズケーキ3種を食べ比べしたけど、私が選んだチーズケーキが一番好評でした😋


お土産にお茶が欲しかったけど、私はバックパッカー旅の最初の都市で荷物を増やしたくなくて我慢。お茶だけじゃなくて、お茶原料のコスメもあり、とてもいい香りでした🍵
- 16-16:20ゴールデントライアングル
タイ・ラオス・ミャンマーが交わる地。
メコン川を見渡す絶景ポイントで歴史と景観を一度に味わえる。
以前から来てみたかったんだよね〜〜。景色以外に何もないんだけど 
写真の左側がミャンマーで、中国に建てられた建物がある右側がラオス。 
ツアー参加一人旅女性3人で記念写真 ガイドのサニーさんはいつもノリノリでカメラマンをしてくれるから助かった - 16:30-17:00Opium House(アヘン博物館)
麻薬の歴史背景や地域文化がわかる、スポット。

時間的にかなり駆け足で見学することに。2階にはカレン族についての展示もあり。


アヘンの正しい吸い方らしい 寝っ転がるんだ 





さらっと道路越しに黄金の大仏像も見ることができた 
ガイドのサニーさんは自分の休憩時間を割いてでも、竹でおもちゃを工作してくれた🥺💕 メコン川の向こうはラオス。だけど中国が作ったカジノで潤ってる街みたい。金ピカのカジノの建物を、「ラオスベガス」と教えてくれた。そしてメコン川を跨ってタイからラオスへ伸びる電力線も見た。これはラオスの電力だと、カジノの運営に足りないから、タイから電力を送っているそう。こういう豆知識GETできるのがツアー参加の醍醐味。


- 17:30-45スカイランタン飛ばし体験
ツアーのプログラムには書いてなかったけど、帰り際、夕暮れ時に近くの田んぼの空き地に寄って、スカイランタン飛ばす体験をさせていただきました!なんたるサプライズ!



ガイドのサニーさんがライターを忘れて火がつけられない事態になったけど、通りかかった農家の人にライターを貸してもらえて解決。心が温まる幸せな気持ちになる時間でした。
- 18:40頃ホテル着
1日ツアー一緒に過ごして仲良くなった、一人旅どうしの女子3人。別れを惜しみながらもそれぞれのホテルで降ろされ解散!
いい旅を本当にありがとうございました!
さいごに
チェンライに来たけど、何すればわからな〜いって方は、ツアーで一気に観光地を巡るのがおすすめです。
私の参加したMOONG TOURがぜひおすすめです!!またチェンライに来たら、ツアーガイドのサニーさん指名でツアー行きたいくらいですよ😆
参考になれば嬉しいです☺️







































































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