バックパッカーとして、やるとテンションがあがることの一つに、【陸路で国境越え】があげられると思います。
日本は島国だから、余計に陸路での国境越えというイベントに心が踊るのかも。
おまけにラオスからタイヘは日本では珍しくなっている寝台列車に乗れます。
しかもタイの寝台列車はめちゃ快適らしい!
今回は、ラオスの北部の古都ルアンバパーンから、タイの首都バンコクまで”無理やり”陸路移動してみた時のことをメモします。
移動手段はすべて、出発地点となったルアンバパーン現地にて、手配。
宿泊していたホステル、ツアーデスクを一通り周り「ここからバンコクまでの陸路は取り扱っていない」「みんな飛行機でいくよ。飛行機でいきなよ」と、言われたとから、ルアンバパーンからバンコクまでの陸路移動らマイナーであることがわかりました。
ラオス→バンコクへの陸路移動だったら、ラオス南部のビエンチャンを出発地点にするほうが効率的だしメジャーな方法と思います。
私も本当はビエンチャンをラオスでの最終地点にしたかったのです。
今回のラオスでの移動は、ビエンチャンに到着して、北に登って行くルートだったので仕方なく😂
陸路移動するなら、できればビエンチャンからタイヘ移動できるよう、旅程組んだほうが賢いと思われます。
それでも、ルアンバパーンからタイヘ行きたいんだ!!、、という方へ。この記事が参考になればうれしいです!
もちろん、ビエンチャンからバンコクへ行きたい方への参考になると思いますので、ぜひご覧ください。
ルアンバパーンでバンコクまでの陸路移動手段を現地手配
冒頭でも言いましたが、ルアンバパーンからバンコクまでのメジャーな移動手段は飛行機だそうです。
まず、宿泊していたホステルの受付で、バンコクまでバスと電車の予約をしたい旨を伝えると、NOという回答。
そして、ルアンバパーンの街中でいくつも見かける旅行代理店も適当に当たってみたのですが、NOでした。
ただ、最後(といっても2個くらいしか回ってないかな😅)に訪ねた旅行代理店で有力情報をゲット!
「TONY CENTRAL HOSTELならバンコク行きまでを手配してるよ」と。
そして場所は下記の位置と教えてもらいました。
最後の頼みの綱!と思い、TONY CENTRAL HOSTEL に走ります。
TONY CENTRAL HOSTELでルアンバパーン→バンコクまでの陸路交通手段を手配できる?!
どうやらTONY CENTRAL HOSTELの受付が、旅行代理店を兼ねているようで、宿泊者とみられる方がロビーをうろうろされてました。
隣にMOSOOという中華系?のチェーンの雑貨屋さんがあるのでわかりやすいかも。
入り口前にはルアンバパーンチケットセンターと書いてありますね。
ツアーデスクとはいえ、本当に大きめの机があるだけの店構えで、本当にここで予約してくれんのかな??!という心配を胸にスタッフの方に声をかけます。
【結果、予約できた!!】TONY CENTRAL HOSTELでルアンバパーン→バンコクまでの陸路交通手段を手配
TONY CENTRAL HOSTEL兼ツアーデスクになっている”デスク”を尋ねると、スタッフの方が2名おられました。
そこで、下記3点を英語でリクエスト。
⚫︎ルアンバパーンからバンコクまで陸路で移動したい。
⚫︎国境からは寝台列車に乗りたい。
⚫︎明後日出発したい。
スタッフの方は聞き終えた後、顔を合わせて”まじかよ??”みたく、シーンと一瞬してしまいましたが、すぐにパソコンで調べてくれている模様。
そういうパッケージは用意されていなくて、完全カスタムで作ってくれている様子。
そして、たまに私にこの日でいいんだな?!とか質問を投げかけながら、パソコンでのリサーチと、チャットアプリ、電話で仲間と連絡を取り合ってくれて、十数分。
無事に、陸路移動の旅程が完成しました!!
旅程といっても、当日にチケットもらえるわけじゃないし、予定表みたいなものも作ってもらえない。
その場でスタッフの方と話しながら、持参していたメモ帳に移動の段取りを書きながら、これであってるよな??!ここの移動はいくらかかるの?と確認しながら、組み立てていく。
日本ではまあまああり得ない感じのやり取りで、自分の移動日程をきめていきました。
時折、あなた何歳?どこからきたの?とか世間話もしながらサクサク?とはいえないが予定がきまった。
支払い方法:現金のみ
ラオスに来て気づくのが、現金のやりとりが多いこと。
クレジットカード払いだと、3パー手数料上乗せされたりと、まだまだ現金社会なのかな。現地の人はQRコード払いが主流のようで、小さな店でも壁にQRがあり、キャッシュレスが浸透しているようでした。特に、外国人は現金使うこと多くなると思います。
今回交通手段手配してもらった、TONY CENTRAL HOSTELのツアーデスクですが、なんと【現金オンリー】支払いだったのです。
ツアーデスクでまあまあまとまった金額払うとなると、カードで行けるかなと思ったのですが甘かった。
もうここまでプラン立てて、出発希望日も明後日と迫っている!!とのことで、夜の8時半近くでおそらくそろそろ閉店の時間じゃないか?!というタイミングでピンチ😵現金の手持ちがなく、ホステルにアメリカドル(ラオスで何かと役立つのでお守りとして持ってたら◎)があるので、取りに行ってくる!と走ってホステルとツアーデスクを往復する羽目に。
なんとしてでも、ラオスキープを持ったままラオスを出たくない。もう一回ATMからの引き出し手数料取られたくないの一心でした。
ラオスでは、ラオスの通過であるラオスキープの他に、タイバーツ、アメリカドルに換算して支払える場所が多くあり、ラオスキープで支払うより喜ばれる印象。
しかし、アメリカドルには注意が!!
新札のアメリカドルしか受け取ってくれません。
それなのに、ホテルのデポジットで預けた新札の20ドルが、チェックアウト時に新札でないもので返されたことがあり、ショック。。
ラオスでアメリカドルを使うなら、必ず診察持って行きましょう!さもなければ全く使い物になりません。
交通費72USDで予約完了
最終的に決まった移動プランは下記の通り。
①ルアンバパーン市内ホテルピックアップ→ルアンバパーン鉄道駅 (乗り合いミニバン)
②ルアンバパーン→ビエンチャン (中国ラオス鉄道)
③ビエンチャン鉄道駅→市内の “in touch hostel”へ移動は自力で
④ “in touch hostel “ピックアップ→バスターミナル (乗り合いミニバン)
⑤バスターミナル→タイとの国境ノンカーイまでの国境越えバス (公共バス)
⑥ノンカーイ国境→ノンカーイ鉄道駅 (乗り合いミニバン)
⑦ノンカーイ→バンコク (寝台列車)
驚異の7ステップです🤣
ちなみにツアーデスクでは、そこまで詳細にここでミニバンがきて、バスターミナルで乗り換えて、、というような細かな説明はなく、”ここに何時ピックアップ!”とうところまでしか言われてなかったから、当日までこんなに乗り継ぐとか知らずww
③のビエンチャン市内の移動のみ、別料金ですが全部コミコミ72USDでした。(手持ちのドルが足りない分はタイバーツ、ラオスキープに換算して払ったので結局誤差があると思いますが、まあこれくらい)
ビエンチャン鉄道駅から市内までは、乗り合いのトゥクトゥクで50,000(約360円)キープでした。ツアーデスクではタクシーに乗ったら250,000キープ(約1,700円)と聞いててたし、市内の指定されたゲストハウスでのピックアップまであまり時間がなかったので、素直にプライベートタクシーにしていたらよかったかも。
乗り合いのトゥクトゥクにしたせいで、いろんなところに停車してスムーズにいかず、ピックアップの時間の3時に間に合うかヒヤヒヤした。
結局最後まで乗ってて、次の目的地が逆方向になりそうだったので10分弱徒歩の場所でおろしてもらいました。最後にもう1組乗ってた高齢カップルのホテルが結構一流の有名ホテルだったのにも関わらずすっ飛ばされてて、運転手と揉めてたんです😅(これも旅のいい思い出)
タイラオス友好橋からのラオス出国100,000キープが必要
陸路での国境越えで怖いのが、国境でのイミグレ。
これ、下手したらバスに置いてかれる可能性ありますからね。(ベトナムカンボジア間で経験済み)🙄
わたしはトイレに行く間も惜しんで、イミグレの列にならんでました。
国境ではラオス出国費用に100.000キープ必要でした。
これ、正直知らなくて驚いた。
たまたま買い物と飲み食いのため、ルアンバパーンでまたATM出金してしまっていて、、割と潤沢に残ってしまったラオスキープの最後のお役目でした。
タイに入った瞬間、いくら国境の街でもラオスキープは使えませんでしたので。(バンコクでラオスキープをタイバーツに両替することは可能でしたのでご安心を!)
最後に
この投稿では、ラオスのルアンバパーンからタイのバンコクまで陸路で国境越えした時のこと、おもに旅程と手配した時のことを書きました。
パート2で、移動の時の体験を書いていこうと思います!
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