「自分が今まで何回飛行機に乗ったのか?」「どの航空会社を一番使っているのか?」
旅好きなら一度は気になるテーマだと思います。
今回、私は 2012年のフライトまで遡って、これまでの渡航履歴を整理してみました。使ったのは Myflightleader という無料のフライト記録サービス。
さらに今後は、Myflightleaderに入れたデータを出力して、Flighty というアプリに読み込ませて、ビジュアル的に「自分のフライト人生」を振り返れるようにする計画です。

旅行記録を資産化!
資産化といっても、現金にはなりませんが自分の思い出という意味で、資産化できたと思います!
Myflightleaderで過去フライトを記録
飛行機搭乗歴を記録できるサービスの、Myflightleader(URL:https://my.flightradar24.com/)。飛行機のトラッキングを見ることができるFlightleader24が展開するサービスです。
ブラウザ上で利用できるため、アプリダウンロード不要でスマホ機種変してもデータ紛失する心配がないのがいい。
過去のフライトを遡るのは超大変だから、記録始めるなら早くしたほうがいい
まず取り組んだのは フライト履歴の入力作業。
これがなかなか大変で、古いフライトは記録が残っていないことも多く、当時のメール、写真に写り込んだ搭乗券、SNS投稿を遡りながら埋めていきました。
わたしは、2012年から2025年の13年間分の飛行機の搭乗記録を遡りましたが、8割〜9割はデータの入力ができたと思います。
- 2012年の初フライトから現在までの入力完了
- 便名・機材・発着時刻まで細かく記録可能だが、分かる範囲で記録
この13年間で、スケジュール管理の媒体に変化があったことも、情報集めるのが大変だった原因。ガラケーからスマホ、紙の手帳からGoogleカレンダに移行、そしてメールアドレスが変わっていて記録に残っていないフライトもあるので、覚えている範囲でとはなりますが、2日かけて探偵のように頑張った!
過去の飛行機搭乗履歴、どうやって探す?
2025年の今、私が初めて飛行機の乗ったのが2012年になりますが、13年間の搭乗記録を遡るために確認した方法は下記です。
- 手元に搭乗券を残していないか
- メールに残っている、搭乗券PDFや予約完了メールをさかのぼる
- カメラロールにスクショ残していないか
- カメラロール、Googleフォト、Amazon Photoから、空港で撮影した写真・搭乗券の写真がないか。なくても時間帯が大体予測できるヒントはないか。
- 昔のスケジュール帳
- 昔の写真アルバム・スクラップブック
- Googleカレンダーのスケジュールを
- 友人と旅行に行った場合は、LINEのトーク履歴(飛行機の便や時間を連絡している可能性ある)
- 家族に連絡していないか、LINEトーク履歴
- インスタのストーリーズのアーカイブで、空港で撮影した写真・搭乗券の写真がないか確認
- iPhoneのWallet内に、過去の電子搭乗券が残っていないか
- 旅行代理店のアカウントの予約履歴
- 各航空会社のアカウントの予約履歴
他に、ここを確認するとデータ残っているかもよ〜っていう情報があれば、是非是非コメント等で教えていただけると大喜びします!!
実際に、自分の搭乗便を調べるための手掛かりになった写真たち。ぼやかし加工をしてたり、隠れていたりするけど撮影時間もヒントになりました。



iPhoneのWalletに履歴が残っていましたが、当初の搭乗券は搭乗した年が記載されていないため、カレンダーで遡って年度を特定。

マイルを貯めていることもあり、ANAの搭乗券たくさん残っていましたが、ANAの公式サイトマイページからの予約履歴確認は1年前までしか遡ることができませんでした。不便だな〜。
予約代理店のマイページ内から旅程が消えていても諦めないで問い合わせるべし
2016年にタイ・ベトナムを旅行した際に、HISで航空券の予約をしていたことをHISのマイページ内で確認ができました。
しかし、時間が経ち過ぎてフライトの詳細が消えてしまっていたのです。なんとか詳細を調べてもらえないかと、HISマイページのチャット機能で問い合わせをしたところ、翌日には返信をもらうことができました!

2016年、スケジュール帳を紙で持っていて、フライトの時間は書き込みがあったのですが、航空会社もフライト番号も控えていなかったので助かりました。HISから予約したもの忘れてましたが、マイページにログインしたら履歴があり思い出した!
予約代理店に問い合わせて過去の履歴を教えてもらうことも有効かも!
最終手段:本当にわからない時はChatGPTに聞いてみた。
私は、大体旅行するときにSNSに写真を投稿しているので、その日にどこかに行っているな〜というざっくりした情報は遡りやすかったです。
例えば、インスタグラムのストーリーズアーカイブ内に「今から空港に向かっているけどバスが遅れて乗れないかも、、」みたいな切羽詰まった写真投稿があった。
確かに、羽田から大分に行くときに、蒲田からバスに乗ったんだけど時間調整ミス&バスが遅れて到着&乗客に少しややこしい人がいたのトリプルパンチで、危うく飛行機を逃しかけた時があったのです。
空港スタッフさんと一緒に搭乗口まで走ったのを覚えています。スーツケースも預けられずにそのまま機内に入れてもらったな。。。

しかし、搭乗便や航空会社の情報がわからない時。
大体の時間だけはわかる時!!
Chat GPTに、『⚪︎月⚪︎日、夕方に羽田から大分に飛んだ便を探して』『ANAだった気がする』『帰りの便は大分夕方18時ごろに搭乗手続き済んでいる』とか、わかる情報を入れていくと、ChatGPTの方で確率が高い便を導き出してくれます。
最終手段として、AI活用!
本当だったかどうか、記録がないので検証はできないけど、テキトーに入れるよりは精度高いかなと。


入力しながら「あの旅行は楽しかったな」と思い出がよみがえるのが、この作業の楽しみです。
Myflightleader に搭乗記録完了!
思い当たる、ありとあらゆる媒体を探し続けること、2日。
ついにMyflightleader へ、過去のフライトの入力が完了しました!達成感すごい!
下記のようなバナーも作成できるんです。どんな感じでフライト記録されているか見てみたい方はバナーをクリックしてみてください。

こ〜んな感じ⬇️で、自分が飛んだ履歴を記録していくことができます!
13年間で115回飛行機に乗ってました!(節約のため乗り継ぎ便を利用し、回数稼いでる分も含む🤣)

自分で覚えている範囲で手入力した情報にすぎませんが、窓際席に何回座っているか、よく使う航空会社・空港のの傾向もデータ化されます。

他にも、グラフで飛行機の搭乗する日は何月・何曜日が多かったかもわかります。

年度ごとに絞り込みすることも可能。
一番搭乗回数が多かった2019年はこんな感じでした。地図でどれだけ動いたのか見れて楽しい。

まあ、このような搭乗記録は、日常生活にはなくても困らない情報ばかりです。しかし生涯かけてデータ化してくことで、旅行の記録にもなりますし、年をとってから見返してみると面白い情報にはなると思います。まさに自己満の領域!
でも絶対ないよりある方がいいデータたち!
私はある種の旅行オタクなので、こういう情報前から作りたいな〜と思っていたけど、過去を遡るのが面倒で放置していました。放置期間が長ければ長いほど、情報収集が大変になるので、フライト記録を始めたい方は、早く始める方が楽ですよ!!
私は無職の気力・体力・時間が有り余っている時期にまとめてデータ収集しました!
Myflightleaderのフライト記録の入れ方
Myflightleaderのフライト記録の入れ方を紹介します。
アカウント登録をすると、右上のメニューに「ADD FLIGHT(フライトを追加する)」が出るので、クリック

次のページでは、フライトの経路・時間・航空会社・機体名を入れる箇所があります。フライトの経路以外は任意入力ですが、できるだけ具体的に入力した方がデータになったときに面白いので、可能な限り調べて入れましょう!

次のページは全て任意入力でOKですが、わかるものは入力した方がデータになったとき、面白くなります。

最後のページは、空港と航空会社のレビューができます。これも全て任意。私は全部スキップしましたが、今後登場する分は都度レビューしていってもいいかも。

完了したら「Save(保存)」ボタンを押して完了!
こんな感じで搭乗記録が記録できます。ネットさえ繋がれば、いつでもどこでも入力と確認ができるので負担も少ない。
私は13年分まとめて入力することになり、大変でしたが、今後は搭乗ごとに入力することを習慣化します!!
Flightyにデータを移行する予定
Myflightleaderに入力したデータは CSVで出力可能。
これを Flighty(iOSアプリ) に取り込む予定です。Flightyは現状iOS版のみで、アンドロイド版はありません。
アプリは無料で使えますが、プロバージョンに課金すると、フライトの運行情報の通知が詳細に届いたりするらしいです。

Flightyの有料版で利用したい機能
- 過去1年以上前の搭乗記録のCSVのインポート(無料版だと1年前までしかインポートできない)
私は有料プランに 1週間だけ課金して、その間にCSVを一気に読み込ませる作戦です。
ネットで調べた限りでは、1週間だけ課金→過去1年以上前のフライトを入力→解約をしても、データはそのまま残るということでしたので。
せっかくなので、Proのフライト追跡機能も試しておきたい。次に飛行機に乗る予定のある、10月末あたりにProに課金する予定です。
無料版でも楽しめること
実は、私はすでに無料版を使っていますが、これだけでも十分面白いです。しかし過去1年以内のデータまでしか入れることができないので、生涯の飛行機搭乗記録として利用することはできません。
- 航空会社別の利用回数や距離ランキング
- 年ごとのフライト傾向
- リアルタイムでの運航追跡(遅延予測など)
- シンプルで見やすいUI
- 地図上でルートを眺められる
- 旅の履歴が美しく整理されるデザイン性
Flightyに入れたフライト記録は、下記のように綺麗に画像にまとまってデータ化されるので、自分の搭乗便の傾向だったり、渡航回数、飛行機遅延で失った時間がどれくらいあるか、遅延によくあった航空会社はどこか?等、自分で記録するのはなかなか難しいところまでデータ化してくれます!

デザインがかっこいいのもポイント!Myflightleaderも良いのですが、Flightyの方が、Appleぽいかっこよさがあると思います。
無料版は入力ができる過去データの期限に制限がありますが、それでも充分、「旅のアルバム」としての見せ方がとても美しく、使っていてワクワクします。
まとめ
- Myflightleaderで履歴を入力(無料&CSV出力可)
- Flightyでビジュアル化(過去データ読み込みには有料プランが必要。ただし短期課金で十分)
- 無料版でも「旅を見せる楽しさ」を味わえる
- 過去フライトをデータ化すると「旅行の資産」として残せる
飛行機に乗るたびに積み上がる思い出。
アプリやサービスを活用すると、それが「見える形」で残っていきます。旅好きの方はぜひ試してみてください!
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